ドアを開けて奥に入ると
すぐに冷気がよってくる。


入り口の情報では本日の
坑内温度は4℃らしい。


事前に寒いと聞いていたので
コ−トも用意したが、私はそこまで必要ではなかった。



でも 女性にはきついかも^^;

階段を折最初のかどを曲がると
さらに下に下りる階段が続き
その奥には更に低い位置に床が見える

当然期待感は高まる。

そして目に飛び込んでくる景色



圧巻

私の撮る写真では伝わらない

これの多くの部分を手彫りで彫ったと聞くと
尚更見える景色に迫力が増す。


この写真はかなり明るめに撮ってます。
左の写真の方が現物に近い。

階段を下りて順路を進む


歩ける範囲が限定されているのがとても残念。

もっともっと見てみたい。

と言っても 歩ける範囲でもそれなりに歩く。



それでも新宿等の地下街を歩く事思えば
ま〜 十分気楽に歩ける広さ程度です。
子供連れでも大丈夫な気がします。

夏休みのちょっとしたドライブなんかに
向いてるかも。

階段から天井の高さを想像して下さい。

壁の下の方に縦筋が入ってるの見えるでしょうか
これが機械堀の後だそうです、
それ以外は手掘り・・・・

      いや 素手じゃないですよ当然w

内部にはオブジェがいくつか存在します。

これもその一つ

坑内の独特の雰囲気から
各種展示会や、コンサ−ト等のイベントも
行われているようです。

ミュ−ジックビデオ撮影にも使われるそうな


うう〜ん  その気持ちわかるな〜
私もここで写真撮らせて欲しいと思った

今回 私が一番気になったのがこの空間


演劇の舞台の様な場所。


手前の積まれた石に座り
気が付いたら1時間ほどこの場に留まってました。

ここで 踊りを見たい


 などとぼんやりしてると坑内に私だけになってたらしく

どこからか聞こえてくる水滴の音しか無い世界。

地下に居て 宇宙を感じる


神秘でも神聖でもない
生きる糧を得る戦いの跡地でしかない場所

そんな事とは関係なく
岩肌に自然の深遠を感じて楽しい。

ただ その場の空間を眺めたり

水滴の音に聴き入ってみたり

音楽を聴いてみたり

目を瞑りぼんやりとしてみたり





自宅の地下に欲しいなこの空間  うはは

ここで踊る人間が見る景色


あの石山に座り 私がそれを観る

これほどの空間

やはり軍事にも利用されてましたか。

本日は4℃

そして夏は13℃  冬で1℃ だったかな

そんなことがかかれてます

その安定した低温とこの広い空間を利用して食物庫としても活躍したんだとか。

現在もアルコ−ルが貯蔵されてるのを見かけました。

手掘りと機械掘りのちがいについて

機械

ま〜 ざっと観て回るだけならすぐに終わりますし、
入場料も高く感じるでしょう

しかし
13時に入って16時に出た私には十分楽しい空間でした

さて そろそろ閉館時間だ
 地上に戻ろう

さすがに指先が冷たくなってました。

後半はあったかい地上に出る前に結露防止を狙って
カメラとレンズを体温で暖めてましたが、効果あったのかな?

そういえば後半に α7Dがエラ-頻発した
一度整備に出して見るかな

つづく